奥多摩駅から二分もしない所に奥氷川神社がありその境内には「氷川の三本杉」があります。
東京都指定の天然記念物であるこの杉は、樹齢650年の鎌倉時代のもので、高さは約50メートルという東京では一番高い巨樹です。
文献によれば奥氷川神社は武蔵国の一ノ宮である氷川神社(大宮)、中氷川神社(所沢)に対して、最も奥に位置することからこの名前が付いたそうです。 私が子供のころは氷川駅と呼ばれていましたが、多摩川と日原川が交わるこの奥多摩駅周辺は氷川宿として江戸時代から栄え、青梅方面から甲州へ交易に向かう人々で賑わいました。 しかしながらかつての賑わいは残念ながらありませんが当時の生活などを想像して半日散策してみるのも結構楽しいものです。 |