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豚の三枚肉を食す

 立川南口のサムギョップサル専門店に行きました。
  韓国済州島の火山石を熱し、その上に豚の三枚肉をじっくり焼いて、サンチュ、青唐辛子、ゴマの葉、ねぎ、コチュジャンなどで包んで食す韓国の庶民的な食べ物のひとつです。 店内はちょうど韓国のドラマにでてくる屋台の作りでドラム缶を模した椅子とテーブルのみで各部屋には仕切りが無く、内装はお金をかけていませんが、たくさんの若いお客さんやらでにぎやかでした。 豚の三枚肉は、豚「ばら」の部分です。 筋肉と脂肪が交互に三層になっているので三枚肉、韓国語でサムギョップサルと言います。
  豚肉は茨城県産の美明豚です。この豚はSPF豚〜特定の病原体をもっていない豚という意味で乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、海草、パイナップル粉末、ウコン、酒かす等をバランスよく加えた専用飼料を与えて大切に育てているとのことです。
  近頃はBSEの影響でしょうか、イベリコ豚、金華豚やら近年豚肉はちょっとしたブームになっているように思えます。 日本国内には250種類以上の銘柄豚があるそうですが、ここ東京にも有名な国産豚があります。 東京都の銘柄豚はTOKYO-Xです。 TOKYO-Xはおいしい豚肉を開発するため、東京都が取り組んで作り上げたまったく新しい豚です。 北京や英国から豚の原種を取り寄せるなどして用意した3種類、数10頭ずつの豚のオスメスを異種間で掛け合せ、その長所を持って生れた豚を厳選し、さらに掛け合せること5世代。 
サムギョプサル
サムギョプサル

豚の三枚肉を焼く
豚の三枚肉を焼く
 その中でさらに選りすぐるという天文学的な作業を繰り返し完成させました。これが青梅市の東京都畜産試験場で進められました。
 結果筋繊維が細かく、サシが多めで柔らかく、脂肪は口の中でとろける良質脂肪という、超高品質豚が完成。その豚の名を「TOKYO-X」(トウキョウ エックス)と命名しました。新しい「動物」を造り上げて遺伝子を固定し、種として公的に認定されたのは、後にも先にもTOKYO-Xただひとつだそうです。 この肉を最初に売りに出した会社が福生駅東口の大多摩ハムです。 元々豚肉のシェアは国産豚肉の比率が高いので、さほど意識されずに食していましたが、ただ作って売るだけでなく豚肉もそれぞれの付加価値を主張してきたと言う事ですね。
福生の大多摩ハム
福生の大多摩ハム
サイボクハムではSGPが食べられます
サイボクハムではSGPが食べられます
日高市のサイボクハム
日高市のサイボクハム
 埼玉の日高市にはSGP豚(サイボクスーパーゴールデンポーク)という聞いただけでうまそうな豚肉を生産している牧場があります。 料理ショーなどでも盛んに取り上げているせいか、販売所はさながら豚肉販売オンパレードで、地方からたくさんの観光客が訪れています。 敷地内には天然温泉、レストランも完備されており、養豚場で生産されたSGP豚肉が食べられます。 是非一度食してみてはいかがでしょうか。 でもSGPとはネーミングがいかにもすばらしい。 何しろスーパー(S)とゴールデン(G)の名が付いたポーク(P)ですから…(^^)
 
2007.10.18配信
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