美ヶ原高原　美しの塔

　ここ美ヶ原は「日本百名山」の一つに数えられています。　近頃は深田久弥が選定した「日本百名山」に対抗？して岩崎元郎の「新日本百名山」などネット上で色々と百名山の選定基準についての議論が盛んですが 、ここは山ではなく高原です。　深田「日本百名山」中４１座を展望できるという日本一高くて、広くて、美しい花と緑の高原です。 深田久弥がこの地を１座に加えたのもここから見渡す３６０度の大パノラマが捨てがたかったからに違いありません。 それほどここ美ヶ原から見渡す展望はすばらしく、また近年はビーナスラインの無料開通、高原美術館の開館などで、マイカーでも手軽に行ける有名な観光地となりました。

　美ヶ原高原の最高峰は王ヶ頭です。　江戸時代には、木曽の御嶽山が展望できることから、山岳信仰の山として栄えたそうで今でも沢山の石碑や石像がありました。　また王ヶ頭にはホテルとその回りにはいろんな形をした電波塔がたくさん立ち並んでいます。
　昭和30年初期に電電公社とNHKのアンテナが初めてこの場所に建設され、今ではテレビ信州・長野放送・信越放送・長野朝日放送などの電波塔が立っています。
　2011年7月の地上デジタル放送に対応すべく準備は完了しているそうです。今だ地デジに対応していない我が家も、もうそろそろアナログから地デジに対応しなくては…と思いながら三城いこいの広場まで下山です。
　帰りは扉温泉　桧の湯にて登山の汗を流し帰宅となりました。

　
王ヶ頭から穂高連峰を望む


塩くれ場から八ヶ岳連峰を望む

期日　2008年5月21日(水)　行程 　自宅5：00発→三城いこいの広場8：20着　8：30発→広小屋9：05→塩くれ場10：30→美しの塔10：40→王ヶ頭11：30(昼食休憩)12：00発→三城いこいの広場13：30着