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開港150周年の横浜

 ゴールデンウィークに突入して3日目、テレビでは観光地の入場者数の報道や高速道路の渋滞情報が盛んに報道されていますが、私たちも自宅にじっとしていられず、休日の高速道路を使ってプチドライブをしようと出かけることにしました。
 しかしながら自宅から西側方面のドライブは大渋滞が予想されるためあえて避け、都心部から横浜でも行こうということで久しぶりに家族の意見が一致、出かけることとなりました。 高速道路もスムーズで渋滞もなく横浜に到着です。
横浜中華街のシンボル
横浜中華街のシンボル
休日の山下公園
休日の山下公園
 横浜は江戸時代末期の1859年に「文明開化」の窓口として開港され今年はその150周年目ということで、ランドマークタワー周辺や赤レンガ倉庫、中華街などイベントに合わせたくさんの人で賑わっていました。
  期待した中華街でのランチは大混雑のためパス、中華街で買ってきた中華まんじゅうを山下公園でパクリ、昼食後は元町商店街をアイショッピング、そして港の見える丘公園まで足を延ばしてみました。
  元町の商店街を散策後ジェラールの水屋敷という所へ。
  ここはフランス人の実業家ジェラールが元町公園を背に広がる山手の良質な湧水に着目、この水を港まで引き込んで船の給水業を営んだ場所ということです。 
  船の航海で必要な飲料水を商売にしたんですね。
  ジェラールは山手周辺から湧き出ている湧水を地下に作った貯水槽に溜め、港まで地下に敷いたパイプを通じて供給していたとのこと。 またジェラールはこの場所で、西洋瓦と煉瓦の製造工場も営んでいたというから当時相当な財を成したであろうことが推測されます。

ジェラールの水屋敷跡
ジェラールの水屋敷跡

フランス山の風車
フランス山の風車

 ジェラールの飲料水は非常に良質で、「インド洋に行っても腐らない」とまで言われたそうです。
  私も飲料水を山梨県まで汲みに行きますが、そもそも腐らない水とは不純物、腐敗菌とか雑菌が少ない水ということでしょうか。
  港の見える丘公園散策後はフランス山公園に。
  生麦事件後1863年にフランス海兵隊が駐留し、1896年にフランス領事館が建設されたことから、フランス山公園という名前がついています。 フランス領事館は1923年の関東大震災により、また再建後も不審火により1947年焼失しました。 今では領事館時代に使用されていた古井戸と、消失した領事館の基礎部分が保存されています。
港の見える丘公園
港の見える丘公園
 
2009.05.10配信
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